そうだ。司法書士になろう。

現役司法書士が合格までの過程をゆるーく綴っています。

自由人卒業!

自由人、卒業します!
旅行や派遣の話をいろいろ書きたくなっていますが、司法書士としての自分を振り返るブログにしたことを思い出し、自由人話は後回しにします。

自由人卒業

だいたい1年くらい、旅行→派遣→旅行→派遣→旅行を繰り返していました。1年も頑なに自由人をしているとだんだん誰も何も言わなくなっていて、私も「このままでも良いかなぁ」と思っていたのですが、自称自由人。同じ生活に単に「飽きた」のです。

手に職を

とはいえ、今さら就職活動しても就職できないだろうという諦めもあり、どうしたものかと考えていました。派遣先で直雇用というありがたいお話を頂いたりもしていたのですが、どうにも週5日働く気にもなれない。ワーキングホリデーで海外で暮らす。当時は1番魅力的な選択肢でしたけど、旅行英語しかできない私が海外で働くなんて無理!と思っていました。そもそも旅行で行くから楽しいだけで、生活したら楽しくなくなるかもしれない。それは困る。などと相変わらずどうしようもない思考回路でしたが、きっかけは友人の一言でした。
「暇なら資格でも取れば?」
その友人曰く「そんなことを言ったことは全く覚えていない」そうなので、どうしようもない私にかけてくれた慰めの言葉のひとつだったのかもしれません。
が、「資格」とは当時の私にとって、何とも魅力的な言葉でした。なぜって、資格試験のために勉強するということは、毎日働かないことへの免罪符だと思ったから(笑)

何の資格を取ろう?

一言に資格といっても、世の中には山のように「資格」があるようでして、動機が不純な私は一体何の資格をとったらよいのかサッパリ分かりませんでした。資格を取るならユーキャン?本気になったら大原?(本気になっていないからダメだな。とか)
とりあえず派遣の仕事の帰り道にあったWセミナーでパンフレットをもらうことにしました。旅行のパンフレット感覚で、パンフレットをささっと頂いて帰ろうと思っていたのですが・・・
スタッフ「何かお探しですか?」
私「あ、あの、し、四角、いえ資格を・・・モゴモゴ」
スタッフ「失礼ですが、大学は何学部でしたか?」
私「(一応)ホウガクブです」
スタッフ「でしたら、法律系の資格が良いのではないでしょうか」
(中略)
スタッフ「司法書士でしたら、女性でも独立しやすく、1000万円以上の収入も方もいらっしゃるようですよ 」(※あくまで「1000万円以上の収入の方いらっしゃる」というお話で、全員がそうなれるわけではありません。少なくとも私は全然違います)

その言葉を聞いた時「独立=自営業=自由」!!(※現実はかなり違います。当時の私の方程式です。)

司法書士…良いかも。
こうして私は自由人を卒業することとなりました。