そうだ。司法書士になろう。

現役司法書士が合格までの過程をゆるーく綴っています。

【続報】資格スクエアのこと

効率とかコストパフォーマンスという言葉が好きな私は、先日の司法書士予備校比較のまとめを作成しました際に、かなり驚いた「資格スクエア」が気になってしまいまして、もう少しいろいろ調べてみました。(今日も少し脱線です)

資格スクエアとは

代表者は鬼頭政人さんという方。1981年生まれ。TOEIC900点超、簿記検定1級、司法試験合格など数々の難関資格に合格。東大、弁護士、政府系投資ファンド、起業という異色のキャリアを持つ。「頭の良さとは勉強の効率化にある」と、勉強効率に特化した資格試験オンライン学習サービス「資格スクエア」を起業。(資格スクエアホームページより)

素晴らしい経歴の持ち主ですね。資格スクエアは2013年から運営なさっているようです。お名前で調べてみましたら、著作もありますあります!

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実績

資格スクエアを調べていて一番驚いたのはご存知の通り「価格」ですが、2番目に驚いたのは司法試験予備試験の合格者数」です。

資格スクエアの予備試験講座はまだ5期目であるにもかかわらず、わずか4年で累計100名以上の予備試験合格者を輩出し、2018年の予備試験では70名以上の合格者を輩出しているそうです。

予備試験が何か分からない、以前の私のような方のために

予備試験とは「法科大学院修了程度の知識・能力があるかを判定する試験」です。
予備試験に合格すると、法科大学院を修了していなくとも、司法試験の受験資格を得ることができます。法科大学院に通っていない人にとっては、弁護士になるための第一関門だと言えます。

(だいぶアバウトですが)法科大学院に通わなくても、予備試験に合格すれば司法試験を受けるためのチケットを手にできる!ということですね。

そうはいっても、何年も法科大学院に通った人と同等の知識・能力を得ることがどれほど大変なことかは言うまでもないと思います。

そこでまた価格の話に戻るのですが、膨大な予備試験の内容をどうやったらこの価格で提供できるのかと、本当に驚くわけです。

膨大な予備試験の内容をコンパクトにまとめる独自の方法があるのでしょう。

超優秀な方が起業なさった予備校なので、勉強方法も従来の予備校とは異なるものを期待してしまいますね。

資格スクエアの独自メソッド

予備試験に関しては、この2つのメソッドが特徴的なようです。

  • 逆算思考の司法予備合格術

試験合格から逆算して、合格のために必要な能力を、資格スクエアで合格した累計100名以上の合格者及び数百人の受験生にアンケートを実施し、講座として提供するべきものを逆算しているそうです。

  • レベル別学習法

上記の講座では、レベル別学習法を採用し、各講座や添削・答練の使い方について、あえて細かく指定しているそうです。
大きく4つに時期を分けた上で、各時期でレベルを15設定し、合計で60レベルを各科目について設定して、細かな課題を沢山こなすことで、受験生が1つ1つ確実にレベルアップできるようです。

 まとめ

私の知人で法科大学院を卒業したけれど、司法試験に3回失敗。司法書士を目指したけれど司法書士試験にも合格できず。結局予備試験を受けることにした人がいます。

長い長い年月はかかりましたが、結果その人は予備試験にも司法試験にも晴れて合格しました。結果オーライではありますが、その人にとっては司法書士試験に費やした時間は遠回りなわけです。

司法書士になりたいわけでもないのに、滑り止めのように司法書士試験に臨んでいたというやる気のなさも合格しない原因の一つだったのはないか、と私は思うわけですが、要するになりたい資格があるのなら、寄り道せずにその資格を目指したら良いと思うのです。流れで司法書士になった私には言われたくないかもしれませんが(笑)

費用面で資格試験を諦めなくて良い!と、最初はとにかく価格で驚いた資格スクエアでしたが、講座内容も信用して大丈夫そうですね。というお話でした。無料の資料請求か無料の会員登録をしてみても損はないと思いますよ。