そうだ。司法書士になろう。

現役司法書士が合格までの過程をゆるーく綴っています。

悩ましき改正民法

民法の改正まで3ヶ月を切りましたね。

大改正と言われるだけあって、膨大で実務でも試験でも実に悩ましい・・・

と愚痴っていても仕方がないので、お勉強するしかないですね。

初学者の人

ラッキーです🤞改正民法だけをしっかり勉強しましょう!

問題によっては「どうしてこんな当たり前のことを聞くの?」と思うかもしれません。

それはきっと現行の民法を学んだ人への引っ掛け問題です。

惑わされずに自分が学んだ内容に自信を持って答えましょう!

私が初学者の受験生だったら、現行の民法には触れません。

消え行く条文を学ぶのは、試験対策としては時間の無駄だと思うのです。

すでに勉強している人

去年合格できなかったことを悲観する必要はありません。
上記と矛盾するようですが、変更点を知っているということは引っかけ問題が
分かります。
「あぁ、ここが変わったから聞いてきているんだな」と、出題者の意図を見破れます!
私の感想でしかありませんが、今回の民法改正は大まかに分けて下記の通りの改正かと思います。
①解釈自体は変わらず、明文化されたもの
②用語が変更されたもの
③ルール自体変わるもの
ということは、③を重点的に勉強すれば良いわけです。(当たり前だろ。と思われたらごめんなさい!)
①は「分かりやすくしてくれてありがとう」くらいなものです。
②は自分の中では以前の用語のままだって良いわけです。人様とお話しするような時に間違わなければ恥ずかしくもないです。
③これは大事です。試験の論点にもなりやすいので、しっかり覚え直しましょう。
条文それぞれの解説をする自信は無いので、それは予備校の講座にお任せしますが
覚え直しだと悲観せずにいきましょう。 

 

shihoshoshininarou.hatenablog.jp

私の場合 

さて、私の場合ですが、司法書士としてお仕事を依頼され、報酬を頂戴する以上
「知りません」では済まないので、もちろん勉強します。
まずは、ここから新旧対照条文をダウンロード(147ページもある!!) 。
せっせとひとつずつ読み込みます。
そして少しズル(?)をします(笑)
非常にありがたいことに、インターネット上には改正条文ごとに解釈を
書いてくださっているブログ等がたくさんあります。
(心の中で)感謝をして、助けを借ります。
但し、この方法は、受験生の皆様には全くおすすめしません。
第一に、効率が悪い。
第二に、ブログ等の解釈が正しいとは限らないからです。
(実際間違っているものもあるので)あくまで自己責任です。