そうだ。司法書士になろう。

現役司法書士が合格までの過程をゆるーく綴っています。

【閲覧禁止?】選択肢の秘密♪

【閲覧禁止】なんて言って、何か特別な話かと誤解を招いたら申し訳ございません。そして、目立ちたいからでも無いので、さらに誤解なさいませんように。

ただ、これを書くかどうか迷ったのは事実です。というのも、必ずこの話をすると引っ張られちゃう人がいるんです。私の話で一問落としてしまっても責任を取って差し上げることはできないし・・・と思いつつ、何かの役に立つかもしれないし、この時期ならまだお話しても良いのかな・・・と考えた次第です。なので、本当に困った時にだけ思い出してくださいね。

何の話かさっぱり分からないと思いますが、「この話には引っ張られない!」とお約束して頂ける方は、この先をお読み下さいませ。

過去問あるある

過去問と日々向き合って、いつも間違える問題をピックアップして解いていると「あ。この答えはア・ウだな、とかイ・オだな」と思ってしまうことはありませんか?

もちろん選択肢をきちんと読むことが大事なのですが、分かっていても問題を何度も解き過ぎて答えの方を覚えてしまう(それはある意味仕方のないことです!何度も何度も解いた証です!)・・・そしてふと思う。

ア・ウとイ・オとウ・オ

「ア・ウ」、「イ・オ」、「ウ・オ」この辺りの組み合わせが多いかも。

裏を返せば「ア・イ」、「エ・オ」の組み合わせは少ない気がする。

以前もご紹介した山本先生の本に書いてあったと記憶しているのですが、

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試験問題を作成する側は、全部の選択肢を読むように作っている!

要するに、正解をア・イにしてしまうと(たいていの人は選択肢をアから読むと仮定した場合)五肢のうち2つしか読まずに正解する人と、五肢全てを読んで正解のア・イに辿り着いた人との公平性が保てない。というのです。

選択肢をオから読むと仮定した場合、エ・オに同じことが言えるというわけです。

なかなか、選択肢を真ん中から読む人は少ないでしょうしね。

誰でも、20%は持っている

正解は1番~5番の中の何れかなので、これは何の勉強もしていない人が当て推量で回答しても20%は正解する確率を持っているということです。

20%からどのくらいを確率を上げられるかが、5択の問題では大事なのです。確実にひとつ選択肢を消せれば、4つの中から選べばよいので25%、3つになれば33.33%、2つになれば50%というわけです。

軸となる選択肢を決める

司法書士試験の合格を本気で目指して勉強していれば、絶対に間違っている肢と、絶対に合ってる肢をひとつは見つけることができるはずです。

その肢は絶対にブラさず(これが本当に大事です。軸の肢がぶれたらもうメチャクチャですよ!)に、もう一つの肢を見つける時に、どうしても、どうしても、どうしても(3回言いますよ!)もう一つの肢が分からないときに使うのが裏技です。

間違っても、頭からア・ウとかイ・オとか決めてはいけません!!

 

 

最後の手段ではありますが、私のようにマークシートを眺めては「この辺りが塗りつぶされていなくて寂しいわ」なんていう理由で、黒く塗りつぶしているよりは使えます。

閲覧注意なんて言う程のことでは無かったですかね・・・時間を無駄にしたらごめんなさい。